昨日の朝のワイドショーや、一昨日の夕方のニュースなどでご覧になった方も多いと思いますが、歌手の浜崎あゆみさんの左耳は完全に聴力を失っていたんですね。
あゆが(うちの長男が高校生の時から大ファンであゆ、あゆ、って言ってるもんで、この言い方で失礼)、00年にこの病気が発症していたのは私が去年この病気にかかった時に分かっていました。色々ネットで調べていて他にも女優の小川範子さんとかも聞いていました。最近ではJリーガーの平山相太くんも軽症のようですが、そうでしたね。
突発性内耳障害=突発性難聴なのかよく分かりませんが、あゆは00年の時にツアーを延期したそうです。その時にどんな治療が行われたのだろう・・・安静にしていたのだと思いますが、過密スケジュールの芸能人。直ぐに復帰していたに違いないですよね。きっと。
今回持病が悪化したと思われると新聞に書いてありました。私の場合、1月2日に発症。仕事中に突然、右耳が塞がれた。しかも全然聞こえない・・・近くにいた仕事仲間に「何か変なんだけど、耳が全然聞こえなくなったよ」と話したのまで覚えています。
何だか煩わしさを感じて病院へ行こうと思ってもお正月だということに落ち込んでしまった。1月4日まで待って病院へ行き、この名前を告げられた時には本当にショックでした。
10日の入院と、3ヶ月の通院で今の私は完治じゃないけど、聴力回復で後遺症が残る、という症状に当たります。治療は点滴と投薬。
あゆがお医者さんに「左耳は完全に機能しておらず、治療の成すすべはない」と言われ、頭の中が真っ白になったと書いてありました。そんな静まり返った病室で愛すべきスタッフさんたちにあゆは笑顔を返したそうですよね。
私なんて先生に告げられた時に泣いちゃった。きっとあゆも泣きたかったと思うけど、笑った。「右耳だけで限界まで歌う」・・・・
プロ歌手の、魂までプロだなぁと。私も最初この病気って手術すれば治るのって思った。あゆも時間さえ取れば手術で治るのかと思ったみたいです。
原因は特定されていなくて不明。治療法も確定されていないみたいだから、難病指定?でも入院しても通院しても治療費は免除や一部負担では有りません。ストレスや、過労、睡眠不足。ウィルス説まで。私の場合は多分ですが、更年期障害に入り、眠れなくて毎日2~3時間の睡眠、3日合計で1日分の睡眠って感じでした。疲れているのに眠れない。そして仕事も過酷な時期でした。ストレスだって多少なりともありますよね。
検査の結果は聴力は0に近いほど聞こえない。重症。でも聴こえるようになりました。それは早期発見、早期治療だったから。めまいが全く無かったこと。それに年齢が若かったら完治だったかもしれません。後遺症は残っています。耳鳴りと、塞がれた感じ。これって耳の不自由な人からすると「すぐ慣れますよ」と言う。突然の耳の聞こえなくなった人には慣れる、なんて信じられないことです。でも今は慣れてしまった。しかし、キャスターの鳥越俊太郎さんはその耳鳴りがすごくて発狂しそうになったと語られていました。
私を診てくださった先生は「希望をもってやるだけのことをしてみましょうよ!」と肩をたたいて下さいました。
とくダネの中で、01年の患者はさんは35000人と言っていました。多いと聞きましたが、私はもっと多いのだと思っていた。完治が三分の一で、聴力回復はするが後遺症ありが三分の一。残りが回復しないでした。
身近に聞いていて友達の娘さんもかかって軽症で若いから、通院で完治。あゆは1回目の時に重症でお休みはしたものの、きっと人気のアーティストだから無理したのだろうな。
このブログに前に書いて検索ワードで「突発性難聴」や「難聴」でアクセスしていた方が多かったです。耳の聞こえが悪いとか、塞がれた感じがするとか、めまいが止まらないとかいう方がいらしたら、早期発見治療すれば完治する確率が高くなるので早めに病院に行かれることをお勧めします。
2週間を過ぎるとどんどん治る確率が下がっていくそうです。
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